◆小林委員 今のお話にあるように、まさにバイオラボの業務については時間外にやってほしいということを契約されて、兼業許可を出しているわけだよ。時間外にやるんだと、それを承知しているわけでしょう。それを結局、380日無断欠勤と言われるような、そういう勤務時間に食い込んでいるということ、それが結局は後追いになっているところに弱さがあるとか、そういうことで注意を与えなかったと言うけれども、今の話では注意を与えておったんだと、口頭でと。あるいは勤務時間に仕事をする場合は、必ず振替日を設けよと、ここもやってきたんだと。
 私は、率直な話だけれども、この久木野氏に付いている弁護士は、まれに見る腕の利く弁護士だ、これは。正直に言って。
 だって、さっきも言ったけれども、長崎県から1億円、そして長崎市から9,000万円近く、これだけの金を引き出しておって、さっき言ったように詐欺まがいなことを平気でやっているんだよ。これははっきりしているわけだよ。それを結局罪に落としきらないというか、それが裁判所でまかり通ると。裁判所の認定の仕方がおかしいのか、要するにあちらの弁護士の腕がいいのか、それともこちらの戦い方が、失礼だけれどもちょっと弱いのかと。
 これは、長崎県公立大学法人の将来にかかっていると私は思うんですよ。これで負けて、こんなぼろかすに言われて、しかも事実と違う認定をされて、こういう判断の中で判決が出てくるということ。もうちょっとこれは裁判の闘い方を、弁護士先生の名誉にかけていろいろ言われないけれども、少し戦略を考えていかないといかんよ。
 裁判というのは、私は幾らか経験をしているから言うんだけれども、やっぱり戦略だよ。戦略をきちっとやっていかないといかんよ。だから、そうやって高裁まで控訴したことが事実になったわけだから、もっと主張すべきところは主張して、相手の弁護士に負けないぐらいの体制を組んで、これは、もうただ帳面消しで議会から言われてやっているんじゃないんだから、あなた方がこうやって無断欠勤ということを認定したがゆえに、こうして訴えるに値するということで、訴える価値があるということの中でやっているわけだよ。まだ事実関係について争うべき内容を、主張すべき内容を主張していないというところに正直言って不満を感じる。
 そして学校の体制については、これからの厳しい状況の中で、教授と大学法人、あなた方の関係とか、もっともっと明確にしながら、先生方に対してのこういう職務の専念義務はしっかり守っていただかなければ、学生が浮かばれないと。学生に迷惑かける。つまらぬ教授などを入れておくと結局生徒が集まらないと、ここのところが一番問題でありますから、全体に大学法人の、県立大学の今後の運営に関わる、経営に関わる、権威に関わる。そのくらいの気持ちを込めて、私ははっきり重ねて言っておく。
 今の裁判の対策、まだ主張すべきところを全然主張していないと、そんなのを百岳さん、あなたは認めているけれども、裁判というのは、第1審の原審がものすごく大事なんだぞ。高裁で、よっぽどの証拠がない限りは、これはひっくり返らないんだよ。そういう点から考えていけば、一番大事な原審を適当にやっているというような形にしか見受けられない。こうして裁判をやる以上は、絶対に勝たないとだめだよ。あなたたち個人の名誉とかじゃないんだよ。長崎県立大学のいわゆる将来の命運を担っている、こんなような気持ちの中で、控訴をする以上はしっかり対応して、これをひっくり返してもらわないと。
 久木野教授は、この記者会見の中で、よっぽど適正な学校運営が行われていないような言い方をして、その見出しだけを見る県民は、何かよほど県立大学というのはおかしな大学だとか、そこに大学の自治などは全く存在をしないかのような、そんな悪い印象を与えるようなコメントですよ。もってのほかだよ、そんなことは。
 もうちょっと頑張ってもらわんばいかんですよ。百岳さん、あなたも頑張る人だということで今は専務とか何とかで行っていて、あなたは能力のある人だと思っているよ、我々は。その能力をもっとそういうところに向けて、勝たないといかんぞ、これは。勝たないと絶対に、威信は名折れになってしまう。決意を。