1番(木下篤君) 1番、日本共産党の木下篤でございます。通告順に従って質問いたします。
  まず、道路整備についてでございますが、県道幸手・久喜線は、朝夕のラッシュ時は交通量が多くて、特に青葉団地入り口では対向車が次々と来るために、団地への右折車の停車、これが続いて、そのために後続車が前進できずに、渋滞がしばしば起きております。特に昨年の12月にイトーヨーカドーの店舗増設以来、渋滞はまた以前よりもひどくなっております。
  また、このような渋滞と交通量の増大のために、バス停の県営住宅前から道路を横切るときに、停車している車と車の間を無理して通る。そして、そのために見通しが悪く、身の危険を感じることがしばしばある。このように利用者の人たちは言っています。この団地入り口の右折車が安全に通れ、また車がスムーズに流れるよう道路を改善すべきであると考えますが、その対策についてお伺いいたします。
  次に、生徒の文芸鑑賞会を公費で実施できないかということについてであります。
  この3月議会での大きな特徴は、代表質問でも、また総括質問、あるいはきのうときょうの一般質問でも、今の子供たちの中のいじめ、不登校や非行問題、これについてどうするか、これが真剣に取り上げられました。また、答弁でも、久喜市でのいじめや不登校、非行について、数字でその実態と、それの対応の具体策についても出されました。また、市長の施政方針の中でも、電話相談員の設置などへの取り組みが出されております。
  しかし、子供を取り巻く環境を見ると、昨年のオウム事件、沖縄の米兵による少女暴行事件、HIV訴訟に見られる産・官・学の癒着、そして今の住専問題など、まさに政治、経済、社会問題がその縮図となって、子供たちに大きく反映していると言えます。
  子供たちの中に強い子、弱い子、できる子、できない子に選別する今の風潮、また自分中心の考え方などが生まれ、仲のよかった友達をささいなことで殺すなど、大きな社会問題となっています。今、家庭で、学校で、地域で、このような社会環境で苦しんでいる子供たちをどうするか、これが問われており、それがその3月議会で取り上げられたわけでございます。
  そして、小学校の電話相談員、中学校での生徒指導員、家庭教育学級、家庭教育セミナーなど、いろいろな方策が出されました。これらは大いに取り組むべきだと考えております。
  同時に、私は子供たちに家庭内の愛情、友達との友情、そして生きることへのすばらしさを理解させるためには、すばらしい文学、子供でございますから、絵本や読み物、あるいは芸術、演劇、音楽、絵画など、より質の高いものをじかに見、聞き、触れさせることが必要だと考えます。すばらしい文学や芸術は喜びや悲しみ、優しさや厳しさを教え、感動を与え、心を豊かにいたします。愛情や友情を高めるためには欠かすことができません。
  今、それぞれの学校に年に1度ぐらい文芸鑑賞会がやられております。この鑑賞会の子供たちの感想文では、多くの子供たちがとてもよかった、おもしろかった、また見たい、このように非常に好評だということでございます。テレビやビデオ、あるいはCDだけでなく、本物を見せ、生を聞かせることが、大切ではないかと思います。
  この文芸鑑賞会は、PTAの経費、あるいは子供たちから会費を集めて行われていますが、私はこの鑑賞会に子供たちの健康で文化的な人間育成のため、市として積極的に援助し、公費で協力すべきだと考えます。これについての見解を伺います。
  3番目に、自然の家の設置計画についてであります。
  昨年の3月議会におきまして、松本敏男前議員がこの問題を取り上げ、自然環境の大切さとすばらしさを学び、楽しい校外授業の場として、是非設置してほしいと要望しました。これに対する答弁で、子供たちが自然に触れ、そこから得るものが大きいことを認めながら、実施する上での基本構想の策定、立地条件の調査、管理体制の確立など、調査、研究が必要と、長期的課題として対応するとのことでした。また、きのうの角田議員の質問に対しても、同様の答弁がなされております。私は文芸鑑賞のときにも述べたように、同様に子供たちが自然に親しみ、友達と共同生活を送ることは、自然を愛し、友情をはぐくむ教育の重要な一環だと思います。
  そこでお伺いしますが、昨年3月議会から1年たちましたが、この間、基本構想やその他の調査、研究がなされたでしょうか。進められているならば、その内容をお知らせください。また、角田議員の提案の自然教育センター建設が当面無理であるならば、既成の設備を借りて運営をすることができないか、この点についてお伺いいたします。
  以上です。