5番(岸輝美君) 5番 岸輝美です。3点ほど質問をいたします。
  まず、第1点は、ダイエー久喜店に関してでございます。ご承知のとおり、7月22日に全国紙は一斉にかねてから経営再建中のダイエーが11店舗、これは直営店、子会社店がありますが、11店舗の閉鎖に踏み切ったという報道をいたしました。このタイトルだけを読んだときに、大変緊張いたしまして、どきどきしながら本文を読んだわけであります。幸いなことには、今回の11店舗閉鎖の中には久喜店は入っていなかったわけで、ほっと一安心をしたわけでありますが、なぜ私が異常に緊張しどきどきしながら本文を読んだかということを考えてみますと、幾つかの理由があるのだろうというふうに思うのですが、一つはダイエー本体の問題があります。
  かねてから利子つきの負債が2兆2,000億円という大変な負債を抱えて経営再建中のダイエーが、例えばその後有利子負債を減らすというふうな目的でローソン株の公開に踏み切ったのですけれども、株価が予想をはるかに下回って、予定額を達成することができない状況にある。利子のゼロというのが解除になって、さらに経営の悪化に拍車をかけているというふうに言われています。
  それから、もう一つは、ダイエーの久喜店が、ダイエーの場合には経営悪化が伝えられて、過去3年間で57店舗の閉鎖をしておりまして、三百七、八十あった店舗が今307店舗というふうに言われているわけですが、そのうちの70店舗が現在も赤字の状態にあると。この70店舗の中にダイエー久喜店が含まれているという記録はないのですが、いろいろ調べてみると、間違いなく含まれているのではないかというふうに言われているわけであります。
  先ほどのダイエー本体の経営状況の悪化から、さらなる閉鎖というのは避けられない状況にあるというふうに言われています。ご承知のとおりこのダイエー久喜店があるサリアビルというのは、昭和50年代から平成の初めにかけてのある意味で久喜市の一番大きな事業であった西口再開発事業の中心施設であります。ダイエー久喜店が仮に撤退とかというふうな状況があったときには、市民生活に及ぼす影響だけではなくして、西口再開発事業そのものの評価にも直結しかねない問題としてあるのだというふうに思います。そこで、当局はこの久喜ダイエー店の状況をどのように把握し情報収集に当たっておられるのか、まず第一点としてお尋ねをいたします。
  それから、二点目といたしましては、私ごとで恐れ入りますが、市民まつりにかかわっているのですけれども、今年市内の4つの中学校、3つの高等学校、理科大の協力をいただきまして、市民まつりに関するジャンボポスターを西口の駅ブリッジ、それとかダイエーの壁面につり下げて、市民まつりへの注意を喚起していくということをやります。
  それで、ダイエー店の店長さんにお会いをして、その旨のお願いをしたのですが、そのとき店長さんが了承いたしましたと、ただし、壁面に関しては西口再開発ビル管理会社というのがあって、そこの方にもごあいさつにお伺いしておいた方がいいですよというご指示をいただきました。この西口再開発ビル管理会社というのは市長が社長をしておられるというふうにお聞きしておりますが、このサリアビルに対して、したがって久喜市はどの程度の権利を有しているのか、お尋ねをいたします。
  それとも関連をして、仮にですが、仮なのでかなり弱い質問になってしまうのですが、久喜ダイエー店が閉鎖とか転売とかというふうな状況に陥ったときに、久喜市はどの程度関与し得るのか、お尋ねをいたします。11店舗が閉鎖になったときに、何とか閉鎖という事態を防ごうということで、テナントを募集したり、他の商業施設に転売したりということをダイエー側は必死に模索をしたのだそうですが、東洋経済という経済誌の特集号にこれが載っていたのですが、どこも商業施設は名乗りを上げるところがなかったと。名乗りを上げたのはパチンコ屋さんだけだったというふうに記事が出ていました。
  ですから、例えば今後のダイエー店で、今までどおり営業していただけるというのが一番ありがたいわけですが、仮にあそこで非常に採算のよい食料品と家庭衣料部分だけは残して、残りの例えば2階とか3階がパチンコ屋さんだとか遊戯場等に転売をされ、テナントが入ってくるというふうなケースも考えられますし、あるいは最悪の場合にはあのビルが空になってしまうとか、あるいは他の遊戯施設、ギャンブル施設等に転売をされるというケースも今の経済状況から言うならば十分考えられるわけであります。
  そこで、先ほどの質問ですが、そうした場合に久喜市はどの程度の関与をなし得るのか、お尋ねをいたします。
  2番目といたしましては、いわゆる久喜市内の小・中学校の余裕教室、空き教室の有効活用に関してであります。去る7月の20日から8月いっぱい、青葉小学校の余裕教室を利用いたしまして久喜市文化財展示室の公開が行われました。このことに関しては、さきの6月議会で木下議員が関連質問をなされておられますが、私も8月の大変暑い日の午後、青葉小を訪ねまして、教育委員会の職員の方とか学習ボランティアの方の案内とご説明で、大変楽しいひとときを過ごさせていただきました。
  その後、市民の皆様のお話をお聞きしますと、大変好評な企画であったということでありまして、関係者のご努力を評価したいと思うのですが、これなんかは余裕教室が、地域住民の皆様の生涯学習活動の場として有効に活用された大変いい例だというふうに思います。そんな体験を持つ者として、余裕教室、空き教室の有効活用についてお尋ねをいたします。
  まず最初は、教育委員会が発行している「久喜市の教育」という冊子がありますが、大変よくできた冊子で、教育行政全般について知ることができると同時に、いろいろな資料を与えてくれているのですが、その資料の中には含まれていません。ご承知のとおり、少子化に伴いまして生徒・児童数の大幅な減少を来しているのですが、それに伴って市内の小・中学校の学級数というのも大幅に減ってきているものと思われます。
  この学級数の変移といいますか、それをお示しいただきたいと思います。現時点と平成元年、それからせっかくですので、中間年としての平成6年度ぐらいにわたりまして、市内の少子化に伴う学級数の変移についてお示しをいただきたいと思います。
  それから、2番目といたしましては、したがいまして学級数が減ってきておりますから、余裕教室が多く出現しているものと思いますが、本年度、平成12年度の市内の余裕教室、空き教室数についてお示しをいただきたいと思います。このことは平成10年の12月議会の文教福祉委員会で、補正予算をめぐる質疑の中でたしか73という数が示されていましたが、本議会においてはそれはなされておりませんので、今年度の余裕教室数についてお示しをいただきたいと思います。
  その余裕教室は何らかの形で活用されていると思いますが、その余裕教室の現時点における活用例を内容別に具体的な例、形態をお示しいただきたいと思います。
  イは、生徒・児童の学習活動の充実の場として余裕教室が活用されている例。
  ロは、地域住民の生涯学習活動の場として余裕教室が活用されている例。
  ハとしては、福祉その他いわゆる転用という形で余裕教室が活用されている例であります。この例は私が勝手につくったものではなくして、平成10年の12月議会で公明の角田議員さんが余裕教室を高齢者福祉の場として活用できないかという質問をされたときに、活用例として教育委員会が答弁しておられましたので、この例に沿って具体例をお示しいただきたいというふうに思います。
  それから、次には、この「久喜市の教育」という冊子の平成11年度版に学校教育の中で教育課程改革に関する研究委員会というのが組織されていて、パソコンとか環境とか男女平等とか6つの部会が組織され、研究活動に当たっているというのがあります。その中に、余裕教室活用研究部会という部会が組織をされていて、校長先生、教頭先生、市内の小・中学校の先生、そして教育委員会の指導主事の先生12人がこの研究に当たったというふうにあります。この組織は平成12年度にはなくなっていますので、平成11年度中に何らかの研究活動を終えて、一定の成果といいますか、報告を教育委員会に出して、11年度で解散をしたというふうに思いますが、この平成11年度に行われた余裕教室活用研究部会の研究内容、結果といいますか、成果をお示しいただきたいと存じます。
  最後ですが、この研究内容に基づいて、今後の余裕教室活用の具体的な事例とか形態に現代的な課題を受けて研究内容がなされたと思いますので、変化はあるのか、どう活用していくのか、三つの例のどの部分を強化していくのか、そんなことにつきまして明らかにしていただきたいというふうに思います。
  3番目に移ります。ISOの14001についてでございます。先ほども須藤議員さんから関連質問が出されておりましたが、平成10年の6月議会に田中市長が、久喜市でもISO14001の認証を取得するという表明をされてから、職員の手づくりで認証取得に至った。昨年の9月の末に運用を開始して、12月の17日に認証を取得された。今年に入ってからは、それを記念した講演会等が持たれているわけでありまして、この一連の動きというものを評価する者の一人であります。
  ご承知のとおりISO14001は、環境マネジメントシステムということで計画を立て、実施をし、点検をし、見直しをしていくという連続展開でありまして、1年目と2年目に維持審査という形でのサーベイランスがあり、3年目には更新審査が行われる。久喜市は、初めての維持審査、サーベイランスの時期を迎えているわけでありますので、幾つかの質問をさせていただきたいと思います。
  まず最初は、内部環境監査についてであります。これがいつ、年何回実施されるのかということであります。昨年の9月に運用が開始されていますので、各部署にマニュアルが配置されていると思いますし、そのマニュアルにはこういうことがきちっと記載されているのだろうと思いますが、私はまだ読む機会に恵まれていませんので、お示しをいただきたいと思います。
  それから、この内部環境監査員は何人で構成されているのか。それから、その選出基盤は何なのか。選出基盤というほどオーバーではなくて、例えば各部から一人ずつですよというふうなその選出基礎をお示しいただきたいと思います。
  内部環境監査員というのは、監査先に対して独立しているということが原則であります。だから、自分が管理している部署の監査はしないというのが建前になっていますから、例えば内部環境監査に当たって、今回は建設部だとか教育委員会だけを徹底して監査しますよといったときに、そこの人間はいないということが原則ですから、何人で構成され、その選出基礎は何なのか、お示しをいただきたいと思います。
  それから、三番目はこの内部環境監査員の研修はどのようになされているのか。大宮のソニックに県とタイアップして中小企業振興公社というのがあって、非常に熱心にISOの研修会を安い費用でやっていますけれども、そういうところに参加したりしているのか。あるいはそういう民間も含めた研修会には参加しないで、内部環境監査員の方が本などを読んで自主的に勉強されているのか。いずれにしても研修について具体的にお示しをいただきたい。
  それから、次でありますが、「広報くき」の7月号ですが、これに昨年の9月の末に運用を開始して本年の3月まで、要するに平成11年度の下半期の結果報告というのがなされています。ISO14001は、認証を取得すれば公表されるわけですから、当然そういう結果も知らせていくというか、情報を公開していくというのは当然なわけですが、この中で一般事務、それから環境保全事業、公共工事、施設管理の4面にわたりまして、平成11年度の下半期の努力内容と結果というのが報告をされています。
  その中で、例えば一般事務事業に限らせていただきますと、6項目にわたって、公用車の乗務率を5%減らすのだとか、水道料と電気料を1%減らすのだとかという努力目標があって、その結果がすべてまず達成されたという報告が載っています。大変いいことだというふうに思うわけですが、こうした努力を評価すると同時に、こうしたことが基本方針でうたっているところの環境への負荷の軽減、当然もたらしていると思いますが、同時にどの程度の経費節減をもたらしたのか、お示しをいただきたい。
  それから、平成12年度の上半期の努力目標というのが載っていて、いずれも高い目標を設定して努力しましょうというふうになっています。例えば公用車の乗務率を5%から6%に上げる、それからコピーの紙の使用量を10%減らしましょうが12%減らしましょうというふうな努力目標があるのですが、まだ今、9月の末になりませんと上半期の結果というのは出てこないと思いますが、この達成予測といいますか、それについてもわかる範囲でお示しをいただきたいと思います。
  最後は、公共事業配慮指針についてお尋ねをいたします。これは、環境配慮方針に基づいてこの指針が策定をされたということでありますが、評価の方法とか評価の仕組みというものがよくわからないので、ご説明をいただきたい。環境配慮方針に基づいて自己評価ということなので、初め自己という言葉が出ていたから、工事をやる人、自分が評価するのかなというふうにも考えたのですが、公共工事に当たる人が騒音とか振動をゼロでやりましたという自己評価というのはおかしいわけですから、あくまでも工事の主催者である行政が評価をするということになるので、そうしますと評価委員会みたいな組織があって、きちっと公共工事の環境に対する配慮の度合を評価するのか、それとも何かほかの方法で評価をするのか、そのシステムというか仕組みについて教えていただきたいというふうに思います。
  それから、もう一つよくわからないのですが、例えば公共工事をやっている業者が幾つもあって、例えば振動とか騒音をまき散らしながら工事に当たった業者だとか、あるいはそういうことに100%注意をしてA評価が90%も超えているというふうな業者があったとか、そういう具体例というのはあるのですか。それから、そういう自己評価に基づいて、例えば騒音とかそういうのをまき散らす業者は排除してしまえとかというわけにもいかないのですけれども、そういうことに非常に熱心に環境に配慮した工事をした業者なんかは積極的に指名していくとか、そんなこともあり得るのですか。よくこの辺がわからないので、その辺についてもお示しをいただきたいと思います。